倉吉ワイナリーとは

はじめに

 私たちは「鳥取の葡萄から至高の日本ワインをめざして」という思いから、その最適地として鳥取県中央砂丘地で2010年より葡萄栽培に取り組んできました。この間、多くの方々のご支援・ご協力をいただきながら、2017年12月に倉吉市・北栄町・湯梨浜町の1市2町による広域ワイン特区の認定を受け、2018年7月に株式会社いまむらワイン&カンパニーを設立して倉吉市西仲町に「倉吉ワイナリー」を創業し醸造を開始しました。

 私たちのワイナリーでは、現在、延面積1.5ヘクタールのワイン畑で栽培した葡萄のみを原料とした「日本ワイン」を製造しておりますが、今後、より多くの皆様に鳥取産ワインを味わっていただくために、圃場のさらなる拡張と意欲ある栽培家・醸造家の育成に取り組んでまいります。

 私たちのさらなる事業展開に皆様のご理解とご支援をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

株式会社いまむらワイン&カンパニー

代表取締役社長 今村 憲治

倉吉の歴史

 倉吉市は旧城下町として栄え、歴史とともに培われた文化と芸術が織りなす風情溢れる景観の町並みが現代へと引き継がれています。

 倉吉ワイナリーがある西仲町は旧市街地の中心に位置し、かつての商家や造り酒屋・醤油屋として使用されていた白壁の土蔵や建物が残されており、江戸期・明治期の建造物が多数あり国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

カンパニー(仲間たち)について

 倉吉ワイナリーの葡萄栽培とワイン醸造は、すべてカンパニー(仲間)によって行われています。母親の葡萄畑を引き継ぐために脱サラした前田彰悟さん、ワイン造りに憧れて東京からUターンした杉本悟さん、オーガニック自然農法で葡萄栽培をしている浜根祐介さん、お爺ちゃんから受け継いだ葡萄畑を経営する植原証さん、米国ユタ州から倉吉市に移住して葡萄栽培を始めるクリス・バンキャンペンさんたちの思いが詰まった葡萄から最高のワインを造ることに心を一つにした、私たちはカンパニーです。